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2008年「大恐慌以来最悪金融危機」を予測した二人

2008年はリーマンブラザーズの破綻や世界同時株安等、激動の年になりましたが、いち早く今回の危機を予測し警鐘を鳴らしていた二人を紹介したいと思います。

1人目は米証券会社のユーロパシフィックキャピタルのピーター・シフ

日本では、あまり知られておらず、メディアにもほとんど登場しませんが、08年アメリカ大統領選に立候補したロン・ポール議員の経済アドバイザーを務めた人物。

シフ氏は2006年から「住宅市場のバブル崩壊」の予見しており、脚光をあびていますが、不動産バブル真っ盛りの2006年当時のニュース映像を見ると他のアナリストから嘲笑を受けています。

結果的には氏の予言どおりバブルは脆くも弾けてしまいましたが・・・




もう一人はNY大学教授で悲観論の帝王という意味から「ドクター・ドゥーム(Dr. Doom)」の愛称で知られる、ヌリエル・ルービニ



もともと彼は悲観論者として有名ですが、今年になって、ルービニ教授は、住宅バブル崩壊がもたらしたアメリカの経済危機は12 のステップを経て「金融メルトダウン」を招き、アメリカの金融システムに1兆ドルの損失を与えると予測しているそうです。

《12のステップ》
ルービニは「金融と経済の破局」catastrophic financial and economic outcomeへの12の段階を次のように想定する(便宜的に1ドル=100円で換算)。

1. 米国史上最悪の住宅不況 住宅価格は最大30%下落して家計資産の4~6兆ドル(4~600兆円)が消滅する

2. サブプライム関連債権の損失増大 現在推定されている2500~3000億ドル(25~30兆円)の損失額を大幅に上回る

3. 消費者金融での損失発生 クレジットカード、自動車ローン、学資ローン債権でも巨額損失が発生する

4. 保険業者のトリプルAからの格下げ 住宅金融の保険業者「モノライン」monoline〈■注〉の格付け引き下げで1500億ドル(15兆円)の損失が発生する

5. 商業用不動産市場も崩壊する

6. 大手地銀および国法銀行が倒産する

7. レバレッジ・バイアウト(買収先の資産担保で買収資金を調達して行うM&A)から発生した巨額な損失が未解決のまま金融機関決算を迎える

8. 企業倒産の連鎖 金融派生取引「クレジット・デフォルト・スワップ」credit default swap(企業倒産のリスクを保険料で回避する金融機関間の契約)に企業倒産が与える損失は2500億ドル(25兆円)

9. 「影の金融システム領域」shadow financial systemの崩壊 中央銀行から直接の借入ができないヘッジファンドや「ストラクチュアード・インベス トメント・ビークル」structured investment vehicle(住宅融資債権などを組み入れたファンド)には問題が多い

10. 更なる株価の下落

11. 金融市場における流動性の枯渇 銀行間取引、マネー市場で個別金融機関の資金繰り懸念が発生する

12. 損失発生、銀行自己資本の毀損、信用収縮、資産の投げ売りという悪循環が発生する。この結 果金融システムの損失合計は1兆ドル(100兆円)を越える。

氏によれば、現在の金融危機は、すでに第12ステップ、金融メルトダウンの最終段階にあるそうです・・・


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theme : 世界金融危機
genre : 政治・経済

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